「密室迷宮倶楽部2016〜ダイイングメッセージ事件ファイル〜」にご参加ありがとうございました。
みなさまが最後に体験した数々の物語をここでご紹介いたします。どうぞお楽しみください。

今回MMKが用意した謎は4つ。しかし4つ目の謎『最後の風景画』は、部屋にセッティングした小道具が何者かによって盗み出されてしまったため、謎部屋として使用することはできず、MMK会員たちは急遽GMたちが用意した資料により謎を解くこととなった。

そしてすべての逮捕状が提出された18時。
再びMMK会員の前に姿を表したGMは、改めて第4の謎についての謝罪をするとともに、会員から提出された素晴らしい逮捕状に喜々として語りかける。その時、
「博士! どうしたんだも!」
会場前方の扉から慌ただしく大院博士とココミンが入ってきた。
大院博士は「重大なことに気づいた。採点前にどうしても言っておきたいことがある」という。
どうやら第四の部屋から小道具が盗まれたことによって気づいたことがあり、今からその事実を確認し、その結果を皆に伝えたい、とのことだ。「今回のMMKは最大の見世物になる」そう言い残して博士は去っていった。
残されたGM、ココミン、MMK会員たち。そこに今度は相馬が血相を変えて入ってきた。
何と、いまここから去って行った博士は、ものすごい形相で廊下を走り抜け、その手にはピストルが握られていたというのだ。予想外の出来事に会場内の空気は一気に緊迫する。
GMはまず、何をしでかすかわからない博士と、博士が追っている人物をホテルから出さないため、相馬にホテルの出入口のすべてをロックさせる。
「追いましょう、博士を我々の手で止めなければ」GMの提案に反対するものはいなかった。

GMの提案でMMK会員たちは3つに分れて捜索を開始することになった。
その選択によっては、博士を探し出せるかもしれないし、博士が気づいた重大な真実にたどり着くかもしれない、もしくは狂った博士の銃弾に命が終わってしまうかもしれない……。運命の選択を迫られた!

 ◎GMと行く

 ◎ココミンと行く

 ◎相馬と行く