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2002年「鎧武者の足音事件」再来か?

■「鎧武者の足音事件」とは?

 事件が起きたのは2002年9月、鎧武者伝説がいまも残る御鉄(みかね)村。御鉄神社を祀っている静かで平和な村だった。
 村には、満月の夜になると鎧武者の足音が響き渡り、月明かりによって映し出された鎧武者の影が現れる、という言い伝えがあった。その鎧武者は祭りの日に行方不明になった若者で、事故や病のある家を訪ね歩き、その家の疫病神を追い払っていたと言われている。

 現代の研究では、土木工事の無事を祈願して捧げられた人柱を、村の守り神として供養するための伝承として語り継いできたとされている。しかし……。

 2002年8月4日に行われた日の出祭りの翌日から、村では「深夜、鎧武者の足音が聞こえる」と言い出す者が増えていった。まるで、言い伝えにある若武者が深夜に村を徘徊しているかのように……。
 そしてその一か月後、村の青年団員である男性がひとり殺害され、さらにその一週間後、同じく青年団員の男性がまたひとり、と殺害された。
 鎧武者の呪いではないかとも囁かれたが、酒屋でアルバイトをしていた桑谷由美子(事件当時32歳)が犯行を自白。犯人として逮捕され、現在も服役中である。

 事件は無事に解決したとみられていたが、2019年、再び鎧武者の足音が聞こえると騒ぎになった。
 亡霊が現れたと言い出す者や、2002年の事件は鎧武者の霊に取り憑かれた由美子が犯行に及んだ、と話を蒸し返す者もあった。

 この事件の調査をテリー探偵事務所の看板探偵であるケイ・カタヤマに持ち込んできたのは、御鉄村出身のフリーライター前川利一である。
 事件に興味を持ったケイ・カタヤマは、年初めに行っている恒例の探偵セミナーに、2002年「鎧武者の足音事件」の関係者をゲストとして招き、セミナーの題材として取り上げることにした
 探偵たちの冬の饗宴が、今年もはじまる。

■当日来場する2002年「鎧武者の足音事件」の関係者
◎鳴戸 寅男(なると・とらお)
 旅館の息子で、事件当時青年団長だった。現在も御鉄村で旅館を経営。

◎前川 利一(まえかわ・りいち)
 御鉄村の酒屋で、事件当時青年団員だった。現在は御鉄村を離れフリーライターをしている。

◎内山 和也(うちやま・かずや)
 土産物店の息子で、事件当時青年団員だった。現在も御鉄村で土産物店経営。

◎桑谷 澄人(くわたに・すみと)
 事件当時スポーツ用品店経営、青年団員だった。妻の由美子逮捕後、村を離れ男手一つで息子・将司を育てた。
 現在は不動産業経営。

◎桑谷 将司(くわたに・まさし)
 桑谷澄人、由美子の息子。澄人と血の繋がりはない。




▼テリー探偵事務所とは
東京・新宿某所にある「BarTerry’s」。
ケイ・カタヤマがママを務める、落ち着いた大人のためのバーである。
バーに訪れる悩み多き客たちの相談に乗っているうち、いつしかそこは、
探偵事務所としての顔を持つようになった。
「テリー探偵事務所」の誕生である。
オーナーのMiss.Terryは、誰にもその姿を晒したことがないという謎の人物。
テリーの指揮のもと、代表のケイを中心に、今日も世のため人のため、
テリー探偵事務所は邁進している。
↓ケイ・カタヤマ



ミステリーナイトWinter2020『鎧武者の足音【Returns】』HPはこちら→https://www.epin.co.jp/mn_winter2020/

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