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2009年「コウモリ村事件」にテリー探偵事務所が挑む!

■「コウモリ村事件」とは?

コウモリ村は、正式には「洪守(コウモリ)村」と書く。
川の氾濫から下流の村を守る村という意味だった。
その昔、落ち武者たちが住み着いた。追っ手に気付かれぬよう洞窟で暮らしていた。夜になると洞窟から出て行動していた。彼らが住みつくまで、鉄砲水など水害が多かった下流の村の水害が減った。その辺から洪守村と呼ばれるようになったと言われている。

40年前にダムに沈んだ村と思われていたが、実際ダム建設工事が始まったのは、その30年もあとの2009年以降である。
ダムに沈んだその村の歴史を知るものは探しても見つからなかった。
その村には「エメオライト」という秘宝があるという古い噂だけが残されたが、もはやそれを調べる術も残っていない。

この村の秘密を探るため、2009年の夏に村を訪れた記者がいた。
しかし、その記者の滞在中に不可思議な殺人事件が起こる。
記者は最重要容疑者とされるも、その後何らかの圧力により、警察の捜査は撤退。
村は2009年の年末より着工したダム建設により、本当に水に沈んだ。

テリー探偵事務所の看板探偵であるケイ・カタヤマのもとに、この事件を調べて欲しいとの依頼が飛び込んできたのが今から約3ヶ月前。
ケイ・カタヤマは年初めに行っている恒例の探偵セミナーの題材として「コウモリ村事件」を取り上げることにした。
探偵たちの冬の饗宴のはじまりである。

▼都市伝説とも言えるコウモリ村の話
洪守村はダム建設によって廃村になったとされているが、2009年までダム建設は行われなかった。
当時この村を調べていた同記者が、ある不思議な話を耳にした。
「地図提供をしているサイトの様々な航空写真・衛星写真において、洪守村の上には常に雲がかかり上空から見ることができない。
これが意図的だったとしたら、人や村のレベルで秘密にできることではない。大きな権力が関わっているとしか思えない……」
*(写真参照)赤い点線で囲まれたところが洪守村があった場所だ。白い部分は雲である。




▼テリー探偵事務所とは
東京・新宿某所にある「BarTerry’s」。
ケイ・カタヤマがママを務める、落ち着いた大人のためのバーである。
バーに訪れる悩み多き客たちの相談に乗っているうち、いつしかそこは、
探偵事務所としての顔を持つようになった。
「テリー探偵事務所」の誕生である。
オーナーのMiss.Terryは、誰にもその姿を晒したことがないという謎の人物。
テリーの指揮のもと、代表のケイを中心に、今日も世のため人のため、
テリー探偵事務所は邁進している。
↓ケイ・カタヤマ

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