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大手外食チェーンの社長不審死、10年目にして真実が明らかにされるのか?

大手外食チェーンの社長が不審死をした、通称「鶴亀社長毒殺事件(つるかめしゃちょうどくさつじけん)」は、2008年1月に当時(株)鶴亀ホールディングスの代表取締役であった西園寺鶴光(さいおんじつるみつ)氏が会食時に毒殺された未解決事件である。

鶴光氏は料理人としても評価されており、1962年(当時:18歳)、イタリアに単身修行にいき、シエナの料理学校を経てからイタリア最高峰の名店に入店、独創性の高さが評価され、入店して1年半後には料理長に抜擢されたという経歴を持つ。
帰国後、イタリアンレストランチェーン「タルタルーガ・グル」(通称:タグル)を開店。全国に展開する一大チェーン店となる。
タグルの人気が世間に知られるようになった出来事として、亡くなった西園寺社長への追悼の意を示す「追悼パスタ」が累計で2000万食販売されたことがある。
また常連客により、この「追悼パスタ」(のちに常連客たちによって「ボクのナポリタン」と呼ばれるようになる)の写真をネット上でシェアする動きが広がった。
これを受け、後任社長の鶴光氏の長男は「父が亡くなり、自分を見失いそうになっていたが、お客様に支えていただいた。御礼申し上げたい」と語った。

それから10年経った今年、未解決のままであったこの事件を、遺族が再調査することになった。
そのきっかけを遺族に伺ったところ、「事件当時、会食を共にしていた父の友人の一人が病死し、遺品の中から会食時の写真が出てきた」とのことだった。事件当日の写真が発見されたことで、新事実が浮かび上がる可能性も出てきたということだ。
現社長夫人は「当時警察の調べで事件発生以前の会食の様子がわかったことで、もしかして新しい発見があるのでは、と夫と話している」という。
今回夫妻は、ある特殊な料理人に料理の再現を依頼した。
遺族が最近知ったその料理人は、料理から人の考えや想いまでも汲み取る「連想料理人」と呼ばれている。
そして、現場に残されていた料理に鶴光氏のメッセージが隠されている可能性を、料理人が全国から呼び寄せた探偵とともに、料理を再現・検証が行われることとなった。

 

*連想料理人 野間サリーのWebサイトはこちら

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