• MMK2018 模範解答

■密室迷宮倶楽部〜凶悪犯たちのレクイエム〜
◎記号(穴埋め各1点)20点満点中満点とマイナス1ポイントの方、及び、以下の記述の解答合計70点以上の方を表彰

●事件No.1
Q4解答例)床に付着した毒の上を通りその毒をハンカチに付けることができたのは、移動経路とハンカチに触れたことの二点から推理すると、弁護士しかいないため。(20点)
スペシャルQ解答例)
・ 弁護士は自分以外の人間に罪を着せるため、わざと刑務官に毛布をとりに行かせて、毒の上を通るよう仕向けた。(5点)
・ 弁護士の靴についていた毒物の量が少なかったことも、ハンカチで靴の裏の毒をぬぐい、そのハンカチと被告人のハンカチをすり替えたことを示している。(1点)

●事件No.2
Q2解答例)*以下合計20点
田中の飲むカップを毒入りにできたタイミングは、田中が離席した時である。(10点)
この時、米良は部屋を物色していた。(5点)
衣川はカップから遠い位置にいた(カメラで米良を撮っていた)。(5点)
すり替えができたのは山吹だけ。
※田中離席中のことを「ビデオ9と11の間」などタイミングが明確な記載は正解としています。
※米良と衣川の行動をセットで表記している場合は、5 点のみ加点。
※コーヒーの移し変えのみの記載は、犯人特定として不十分のため得点になっていません。

Q3 スペシャルポイント(80文字で記載内すべて1 点)
・部屋の芳香剤が強かったのは、毒の匂いをごまかすため。
・山吹は匂いでコーヒーの毒に気がついた。米良は風邪で鼻が利かず、衣川はカップから遠い位置におり、飲もうとした際も顔まで近づけるに至っていない。
・山吹は衣川を制して、毒入りのコーヒーを飲まないようにした。
・田中は花粉症だったため匂いが分からず、自分のカップに入った毒に気づけなかった。
・アトリエの鍵についているコケシはY.Y で、かつ山吹のスマホについていたコケシと同型。(同型だけでは得点にしない)
・(上記のことが分かった上で)山吹は鍵についたコケシを見て姉が殺害されたことに気づいたと推測できる。
・田中離席前後でカップの(取っ手の)方向が変わっている。
・山吹のソーサーが汚れていることが、他のカップにコーヒーを注ぎいれた証拠である。飲んだだけでは、ソーサーにコーヒーはほとんどこぼれない。
・田中は年齢にこだわりを持って殺害を行っており、殺害した山吹の姉が27 歳だったことから、山吹かんなが28 歳になる前に(27 歳にうちに)殺害しなければならないため、アートツの取材日程をこだわって依頼した。
*「無毒のコーヒーをタオルにしみこませた」は、犯人の行動として正しいが、台所が隣にあるため、また犯人はリビングにいたということが嘘だった場合を考慮すると推理が飛躍しすぎるため、得点になっていません。
*「コーヒーカップの内側にコーヒーの元量の線がある」はコーヒーが減っていることしか示唆し
ないため、得点に至らない。

●事件No.3
Q1解答例)宇崎和以外の被害者の名前はすべて、苗字名前の順番のフルネームをアルファベットで書いた場合、前から読んでも後ろから読んでも同一の読み方となる回文構造となっている。
*アルファベットまたはローマ字。ひらがなは×スペシャルQ)
・宇崎和がボトルキープしたボトルには、漢字表記で「宇崎和」と書かれていた。犯人はそれを目にしていたので、被害者の名前が「うざきかず」だと勘違いする下地となった。(3点)
・マスターが言った「表」を苗字と誤認した場合、「OMOTETOMO」は回文になるが、バーでは宇崎に対して誰も「とも」と呼びかけていないので、回文に気付き得ない。(1点)
・舞台となった伊佐間市もまたアルファベットで書くと、「ISAMASI」となって、回文構造。(1点)
・第二の部屋に入る入室クイズ自体が、ミッシングリンクに気付いて貰う為のヒント。(1点)
●謎Special
暗号解読)本日の弁護士の中にいる(10点)
*弁護士の中から推理して名前を書いた方も正解。ただしBJは弁護士ではないので×

■推理迷宮ナイト「四ツ角マンション(仮)殺人事件」

犯人は:紺野出伊子(20点)
そう推理した理由:
◎ 犯人が特定できること(20点)
・ 403の赤井が遺体を目撃して1階に移動する間に、209の緑川が廊下に出て赤井を見ていること、緑川が208・210の住人とお酒を飲んでいてアリバイがあることから、桃井より先に1階吹き抜けに到着した(1階にいた)紺野にのみ犯行が可能であること。
*位置的に紺野が犯人、1階にいたから、だけでは10点。

◎ 犯行の手順。以下が出来た人物であること。(各1点)
・ 犯人は、昼間、被害者:青木英子を訪ねたときに、鯉のぼりと回廊をトリックに使用できるのではないかと考え、鯉のぼりを飾ってあった紐と同じタイプの紐を手に入れておいた。
・ 被害者を呼び出す前に、回廊の柱を使ってロープを輪にして這わせておく。
・ その際、鯉のぼりを回収しておく。
・ 被害者を1階に呼び出し殺害。
・ 刺す際に、返り血を防ぐために傘を使った。広げてその内側から刺した。
・ ナイフは穴の空いた物を用意しておく。ロープを通すため。
・ その際、ストッパー変わりに割りばしを結び付けておき。そうしないと2階へナイフを運ぶためにロープを回すときにずり落ちてしまうため。
・ このときにナイフから血が落ちることも、犯人が逃走したと思わせるトリックの一環。
・ 被害者を刺したのち、凶器を2階の通路まで回して2階の住人を怪しくさせた。
・ 被害者の携帯から403の赤井に被害者を装って電話をかけ、遺体を目撃させる。携帯は被害者の遺体に戻しておく。
・ 赤井が移動してくる間にロープを回収、鯉のぼりを捨てたゴミ箱に捨てる。(鯉のぼりを捨てたタイミングは回収したときでもこのときでも可)
 
◎ その他気付いたこと(各1点)
・ 赤井の叫ぶ声を聞いた緑川が廊下に出たことで、ナイフが落ちた時のことを証言してしまった。
・ 2階の住人を怪しくしようとしたが、3人が一緒に飲んでいたため、アリバイがあった。
・ マンションは一本道の突き当たりにあって、逃げようとした犯人の前から桃井が帰ってきてしまった。